So-net無料ブログ作成
検索選択
今日もご覧いただきありがとうございます。

カタクリの花(春の妖精に逢いに) [自然]

昨日はカタクリの花を見に行ってきました、春の妖精の一つ、私の大好きな花です。

私は今は雪のない地方に住んでいますが、生まれも育ちも新潟県の田舎町なんです、
雪深いところです。
冬の間は一面真っ白な世界だったのが、この時期になってようやく田んぼの畦(あぜ)が真っ先に
顔を出してきます、そこには雪の下からも蕗の薹(ふきのとう)が顔を覗かせて、暖かな春を待って
います。
ちょっと山の方に行くと、木々も芽を吹き出して下を見ると湿った山肌にカタクリが咲き誇っている、
あの風景が未だに忘れられないです。

burog2.jpg

burog1.jpg

雪国の春というのは特別なんですよ、特に年配の人にとっては。

かつては冬の間は雪のために農作業が出来ないから、男の人はその間は出稼ぎに行きました、
多かったのは造り酒屋さんでした、言うところの越後杜氏です。
その越後杜氏は春から秋は農家をして、秋になり収穫が終わると県内外に杜氏として出稼ぎに
行く訳です。
女の人(妻)や子供、おじいちゃん、おばあちゃんはその間、雪から家を守っていました。
高くて滑りやすい茅葺き(かやぶき)屋根に上がり雪を下ろしては、今度はその雪を片付ける。
多い時は一晩で一メートルも積もることもあったんですよ、最近は昔に比べると雪も少なくなり
ました、気候が変化しているんでしょう。

そうして待っている春だからひとしおです。
雪が消えて冬の重労働や家を守る重責から開放され、暖かくなって木々や草花が芽を吹き、保存食
ばかりだった食卓に山菜の緑が並び、何よりも待っていた亭主、父親が土産を手に帰ってくる。

それが雪国の春でした。

今では出稼ぎという言葉も聞かなくなりましたね、今の若い人たちは知らないでしょうね、言葉も。

nice!(25)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 25

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。