So-net無料ブログ作成
検索選択
今日もご覧いただきありがとうございます。

レンズの絞り(F値)による表現の違い [写真]

写真用語に「背景をぼかす」という言葉がしばしば出てきますが、それについて簡単に説明します。
なぜ背景をぼかした写真がいいのでしょうか、そこから考えていきましょう。
背景(バック)をぼかした写真とは被写体(撮影の対象となる人・物や景色)にピントが合っていて、
背景はボヤケている写真の事ですね、ではどうして背景をぼかした写真がいいのでしょうか?

公園で自分の子供が他の子供達と遊んでいるとしましょう、そこで写真を撮るときには当然自分の
子供にピントを合わせて撮りますね、出来た写真が次の二枚だったとしたらどれがいいでしょうか。

① 他の子供達や周りの遊具、背景までもしっかりとピントの合った、全体にはっきりと写って
  いる写真
② 自分の子供にはしっかりとピントが合っているが、他の子供達や背景はややボケている写真

何を表現しようかとの目的によって違ってきますが、今回は自分の子供の遊ぶ姿を撮りたいわけ
ですから②の方がいいですよね、子供がどこに居るのかひと目でわかるし、引き立って見えます。

全体にピントの合った写真だとゴチャゴチャしていて見にくいですね、何を撮ろうとしたのか分か
らない写真になってしまいます。

次の三枚の写真を比べてください。

A f2.8
f2.8.jpg

B f8
f8.jpg

C f16
f16.jpg

Cは写真全体にピントが合っているためにどこを見たらいいのかわからないような感じですが、
Aではどうでしょう。
背景がボヤケているので自然と中央のピントが合っているところに目が行くでしょう、そこだけ
が強調表現されて見やすい写真になっています。

ではAのような写真を撮るにはどのようにしたらいいのでしょう。
同じ焦点距離のレンズなら「絞り」を開く(数値を小さくする)事です、
上の写真は焦点距離200mm開放F値2.8のレンズで撮影したものです。
絞りは A=f2.8  B=f8  C=f16 です、もう一度見比べてください。

他には
 焦点距離の長い(望遠側)のレンズがボケやすい 
 被写体と背景の距離を長くする
 被写体に近づいて撮影する

自分のレンズでいろいろと試して見ると良いでしょう。

しかしこれも時と場合によってです、家族やグループなどで観光地に出かけての記念写真はどう
でしょう。
景色の良いところ、背景の良い所で写したのに肝心の背景がボヤケていたのでは困りますね、
その際にはレンズの絞りを絞り込む(数値を大きくする)などして背景にもピントが合うように
して撮りましょう。
カメラの設定で「絞り優先自動露出」にしておくとこの場合は便利です。

ではどうしてレンズの絞りで背景がボケるのか、それまで言うと物理の、そこまでは行かなくても
理科の勉強になってしまいます。
自動車のエンジンを掛けてから走りだして止まるまでの仕組みを説明しろ、みたいになってしまい
ますからね、そんなことを知らなくても運転することは出来るんですからそれと同じことです、
興味のある方は調べてみると面白いですよ、勿論レンズも車もですが。

nice!(131)  コメント(3) 

nice! 131

コメント 3

ようこくん

ご訪問&niceありがとうございます。

最近、スマホばかりなのでみなさんの写真を見ては
どうやってぼかしているのかなと疑問に思っていました。
写真は奥が深いですね。
by ようこくん (2017-04-18 12:50) 

Naoki

コメントありがとうございます。
最近の写真はやっぱりスマホですね、簡単で綺麗に取れますね。
でもカメラもまた楽しいですよ。
by Naoki (2017-04-18 19:00) 

クッキー

スナップでは、いつも迷います F4・・・F8・・・
結局被写体深度に気を取られ、不要なものを入れたり
手足が切れたりの、写真しか撮れてない私です。
by クッキー (2017-04-24 16:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。